不老川雨水管築造工事(第7工区)

工事名不老川雨水管築造工事(第7工区)
発注狭山市
所在地埼玉県狭山市大字南入曽地内
工期令和5年10月17日から令和6年3月22日まで
工事概要雨水管更生工事

 令和6年最初の工事レポートは、狭山市大字南入曽地内で施工しています不老川雨水管築造工事(第7工区)です。

 今回の工事内容は、内径900mmの既設ヒューム管内を流れる雨水管の内面の粗度計数を管更生によって流下能力の向上させることが目的です。

 非開削で管の更生を実施できる製管作業は、今回のような住宅街の中で行う場合において作業状況や作業時間などに厳しい制限がある中でもダンビー工法による製管作業であれば円滑に作業を実施することが可能です。

 作業チームはこの工法のプロ集団である クボタ建設 濵土建 アシヤコンストラクションにより作業を実施しています。

 私たちは品質の高い作業を行うことはもちろん、西武鉄道が通る住宅街での作業の為、作業帯はできる限りコンパクトに設置し、細かい日程調整や作業時間等を細かく周知しながら工事期間中の事故やトラブル等が発生しないように運営しています。

<ダンビー工法とは>

既設の管きょを非開削で効率的に更生する工法です。 まず、既設管きょ内面上部にスペーサーを設置します。その後、硬質塩化ビニル樹脂製の帯板(ストリップ)をマンホールから既設管きょ内に送り込み、管きょの内面にスパイラル状に巻き立てます。 次に、隣り合うストリップ間を接合用かん合部材(SFジョイナー)でかん合し、連続した管体(ストリップ管)を形成します。最後に、ストリップ管と既設管きょとの空隙に充てん材を注入することで、既設管きょと更生部材とが一体となった更生管(複合管)となり、高い強度と水密性を発揮します。さらに、中央溝部と伸縮部を併せ持つSFジョイナーを使用することにより、更生管は優れた耐震性能を発揮します。

(写真は硬質塩化ビニル樹脂製の帯板(ストリップ)をマンホールから既設管きょ内に送り込み、管きょの内面にスパイラル状に巻き立て挿入している状況です)

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