スチール透水蓋工法

歩道整備工事において、歩行者の快適な通行性、良好な排水勾配の確保、
そして官民地との段差擦り付けの取り合いは、
施工計画時において一番検討しなければいけない事項だと思います。

当初の計画図面では、どうしても上手くいかない
歩道構造物、特に歩道表面は、車道構造物と違い半永久的にその構造を維持し
地域の生活の一部として利用される大事な通路です・・・

無理な横断勾配、勾配不十分による雨水の滞水、現場合わせの無理な擦り付け
工事期間は長くても半年、一年

工事施工後、将来に渡り、みんなが喜ぶ快適な沿道通路を造るために
弊社では、今回、歩道整備工事において画期的な工法を提案し、
現場でその工法を実施施工をしてみました。

”スチール透水蓋工法”

既設の側溝を再利用し
既設側溝蓋を撤去した部分に
スチール製の透水蓋を設置
舗装の表面水は、浸透しそのまま側溝へ流れ込み
横断勾配は、スチール透水蓋上の舗装でレベリングを行い
適度な歩道勾配を確保でき
無駄な手間と労力を軽減し
何よりも歩道全体の景観が向上しました。

弊社でも初の施工となりましたが、厳しい作業条件下でも
十分な施工品質を十分に満足できる工事を行うことができました。

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